リベラルアーツ研究教育院 News
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の日本語セクションは、東工大に留学した新入生を歓迎するイベント「ウェルカム・コーヒー・アワーズ」を4月9日、オンラインで行いました。例年、対面で実施していますが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、オンラインで2部に分かれて行いました。50名を超える留学生や活動を支援する日本人学生が参加し、交流を楽しみました。
イベントでは4つのテーマ別にオンライン上でグループを分けました。留学生は「日本語の会話練習」「日本語授業受講に関する日本語の先生との相談」「先輩留学生との交流」「東工大国際交流学生会(SAGE)メンバーとの交流」といったテーマの中から、それぞれの関心に沿ってグループを選んで参加しました。
交流の後には、第1部は井村順一副学長(教育運営担当)、第2部はリベラルアーツ研究教育院の山元啓史教授が新入生へ向けたお祝いのメッセージを述べ、改めて全体で新入留学生を歓迎しました。
イベント後のアンケートでは、「このようなイベントにもっと参加したいと思います。とても楽しくて、日本語の会話練習ができました」「このようなつながりは、とても有用だと思いました。特に、日本人から日本での生活について聞けたことはよかったです」といった感想が見られました。
2021年4月の入学生のうち留学生は学士課程57名、大学院課程231名の計288名です。
Covid-19のため、例年より少なくなりましたが、今年も元気で希望に溢れた留学生が東京工業大学に入学しました。世界中から集まった留学生は思い思いの希望を胸に、科学者、技術者として旅立ちしたところです。東工大での留学経験を通して、得られるものは多く、将来は明るく、実り多いものと信じております。勉学のみならず、日本での生活、地域の人々との交流も存分に楽しんでいただきたいと思います。
学外の皆さまには、ぜひとも東工大の留学生を温かく見守り、ご支援いただけますよう、お願い申し上げます。
(リベラルアーツ研究教育院 日本語セクション 教授 山元啓史)