リベラルアーツ研究教育院 News
6月6日、リベラルアーツ研究教育院とリサーチ・アドミニストレーター(以下、URA)との情報交換会を大岡山キャンパス石川台7号館のELSIホールで開催しました。
URAは大学などの研究機関において研究者を支援し、研究マネジメントの一翼を担う高度専門人材です。既に多くの研究機関で導入され、研究者とともに新たな研究プロジェクトの立上げや、その管理・運営などを支援しています。本学では、研究・産学連携本部に所属するURAをはじめ、部局付のURAや一部の研究プロジェクトで専任されるURAなどが活動しています。
この情報交換会は、リベラルアーツ研究教育院とURAとが協働することにより、同研究教育院の知見や視点を、外部資金や共同研究の獲得・遂行などの活動に活用していくことを目的に、研究活動の活性化に向けた第一歩という位置づけで行われました。当日は副学長、学院長、副学院長をはじめ、他部局、研究・産学連携関連の事務職員の参加もありました。
はじめに、上田紀行リベラルアーツ研究教育院長による開会挨拶と趣旨説明が行われ、続いて研究・産学連携本部の藤井健視プロジェクト研究推進部門長から、URAの活動について紹介がありました。次いでURA21名による1分間の自己紹介プレゼンテーション、さらにリベラルアーツ研究教育院教員23名による研究内容紹介の1分半のショットガンプレゼンテーションが行われました。
その後、リベラルアーツ研究教育院の教員による30分程度のポスタープレゼンテーションが行われました。各ポスターボード前で、多くの参加者が情報交換をしていましたが、「もう少し時間が欲しい」という声も多く聞かれ、場所を移して行われた懇親会でも活発に情報交換が続きました。これまでURAと交流の少なかったリベラルアーツ研究教育院の教員も、URAの活動について理解が深まりました。
今後もこうした交流を広げ、深めることによって、文理融合をはじめ、全学的な研究の交流の促進に向けた取り組みを進めていきます。