生命理工学系 News
東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の神谷真子教授が「2023年度島津奨励賞」を受賞しました。
島津奨励賞は、日本の科学技術振興のため、科学技術、主として科学計測に係る領域で、基礎的研究および応用・実用化研究において独創的成果をあげ、かつその研究の発展が期待される国内の研究機関に所属する45歳以下の研究者に対して贈られる賞です。
がん細胞の1細胞検出に資する蛍光プローブ、自発的に光明滅を繰り返す超解像蛍光イメージングプローブ、生体機能の多重検出に資するActivatable型ラマンプローブなど、次世代のバイオイメージングを切り拓く化学プローブの開発が評価され、受賞に至りました。
この度は、島津奨励賞を賜りまして大変光栄に存じます。ご指導いただきました先生方、共に切磋琢磨してきた研究室の皆さん、共同先の先生方とともに進めてきた研究成果が評価されました。心より感謝申し上げます。また日頃より研究活動を支えてくださっている生命理工学院の皆様にも感謝申し上げます。これからもケミカルバイオロジー分野の発展に貢献できるよう努力して参りますので、今後も皆様のお力添えを賜れますようどうぞよろしくお願い申し上げます。