生命理工学系 News

学士課程3年対象バスゼミ実施報告

  • RSS

2019.07.10

6月11日の午後、生命理工学院生命理工学系の学士課程3年を対象としたバスゼミを行ないました。清尾康志准教授、相澤康則准教授(共に生命理工学系主担当)らの企画・引率により、参加者は2台のチャーターバスに分乗して大岡山キャンパスを出発し、研究施設を見学等を行いました。その後、すずかけ台キャンパスに夕方帰着し、生命理工学院の教員多数を交えた懇親会が開かれました。

本バスゼミは、研究室配属を前にした学士課程3年を対象に、これから行う研究が実社会でどのように活かされているのかを直に伝え、研究室選び、ひいては将来のキャリアパス選択の参考としてもらうべく開催しています。なお本活動は、保護者・卒業生・企業・その他一般の皆様方からのご寄附を原資とする「生命理工学院・学生支援基金」の支援を受けています。

バスゼミAグループ見学レポート

6月11日の午後、生命理工学院生命理工学系の3年生48名は理化学研究所横浜キャンパスを訪問した。参加者全員が大型バスに乗り、大岡山キャンパスから鶴見の理化学研究所に向かった。到着後、生命機能科学研究センターの坂本健作先生から、人工アミノ酸を生物に組み込む「合成生物学」の研究に関する講義を聴講し、大学で学んだ分子生物学の知見が、最先端の生命科学の分野でどのように発展しているのかを学ぶことができた。

その後、生命医科学研究センターのゲノム研究施設、放射光科学研究センターの核磁気共鳴分光(NMR)施設を見学し、現在の生命科学研究を支える世界最高レベルの研究環境を実際に見学した。見学終了後、すずかけ台キャンパスにバスで移動後、本学の教員と合流し、研究所見学の感想や、各教員の研究内容、学生自身の進路についての相談などを話題に、教員と学生で交流した。

キャプションテキスト

キャプションテキスト

図1:理化学研究所横浜キャンパス見学の様子

バスゼミBグループ見学レポート

6月11日の午後、生命理工学院生命理工学系の3年生25名は湘南ヘルスイノベーションパーク(愛称:湘南アイパーク)を訪問した。湘南アイパークは元々、武田薬品工業株式会社の研究所であったが、現在はその広大な研究施設の大部分が解放され、創薬健康産業関連のベンチャーインキュベーションセンターとして運営されている。

到着後、湘南アイパークでの管理運営を統括されている久野孝稔さんから、湘南アイパークの概要をまずは講義形式でご説明いただいた。また、久野さんご自身が、医療介護用ロボットスーツのベンチャー・サイバーダインでの事業部長やその子会社での代表取締役であった経験もご紹介いただいた。

その後湘南アイパーク内の様々な施設を見学した。施設内には「イノベーション創発を加速させる場」を作り上げるための様々な工夫があり、見学した学生らは興味を持ったようで、その後の質疑応答では、予定時間をオーバーするほど多数の質問が学生から出た。また見学途中で、湘南アイパークでの組織運営に従事している生命理工学院のOGからも話を伺う機会があった。

キャプションテキスト

キャプションテキスト

図2:湘南アイパーク見学の様子
  • RSS

ページのトップへ

CLOSE

※ 東工大の教育に関連するWebサイトの構成です。

CLOSE