生命理工学系 News
春休み期間中の3月27日に、生命理工学院 基礎生物学教室は、中学生以上を対象に東工大大岡山キャンパスで、科学教室「棘皮(きょくひ)動物の不思議な世界2019―アリストテレスもびっくり!―」を開催しました。今回で4回目となる本科学教室は、東工大基金を活用した日本再生プロジェクト事業の後援を受けて行われました。
棘皮動物とはウニ、ヒトデ、ナマコの仲間で、ヒトが属する脊椎動物に比較的近縁であるのに5角形をした変わった動物です。当日は実際にウニ、ヒトデ、ナマコに触れて棘皮動物のデザインを学びました。
主な観察と実験の内容は以下の通りです。
参加者は生きた棘皮動物の観察や実験を楽しむだけではなく、化石を含む棘皮動物の標本も見ることによって、棘皮動物の変わった体制や、その独特の器官について理解を深めました。
今後も地域の方々、とりわけ若い人たち向けの科学教室の開催を予定しています。次回のイベントを楽しみにお待ちください。
このイベントは東工大基金によりサポートされています。