生命理工学系 News
東工大将棋部が、東日本大会団体戦において3位に入賞しました。
本大会は関東大学将棋連盟が主催し、東日本の各地方から選抜された大学(北海道1校、東北1校、関東2校、北信越1校)と、各地方からの選抜チーム(北海道1チーム、東北1チーム、関東2チーム、北信越1チーム)の合計10チームで争われる大会です。今回は8月20日、21日、22日の3日間にわたって千葉市民会館にて開催され、総当たりのリーグ戦方式で行われました。関東からは東工大と日大が出場し、本学将棋部は東北大と関東選抜Ⅱチームに敗れたものの、日大など強豪校に勝利して総合で7勝2敗という成績を残し、全体3位入賞、大学内では1位を獲得しました。
本大会では部長の私が敵のエースを倒してチームを楽にするという作戦で、私が負けるとチームとしては辛いだろうという気持ちで挑んだ大会でした。しかし私が負けた関東選抜Ⅰ戦、北海学園戦では仲間が強く、チームは勝ちを収めることができました。チームメイトにとても感謝しています。このように今回は個々人の負けをみんなで助け合う展開が多く、なんと7勝中5勝が3-2での勝ちで、チームとしてのまとまりの強さを感じる大会でした。学業では週2回の実験とレポートが大変ですがうまく両立させ、このチームワークを生かして秋季団体戦を頑張っていきたいと思います。
本大会は1チーム5人の団体戦で、先に3勝した方が勝ちというルールでした。私は高学年かつ副部長としてチームを率いていく立場であったにもかかわらず、最終日に調子を崩し、全敗を喫してしまいました。しかし他の部員の活躍により、その日を2勝1敗で切り抜け、全体3位になることができました。学業では制御の基礎として、流体力学から画像処理、ロボット機構など幅広い分野を学習しています。チームメイトの大野、有賀、飯田、大東、椎野、田中(敬称略)の皆さんに感謝しつつ、次回の大学対抗秋季団体戦で同じ失態を起こさないよう精進していきます。
毎年春から秋にかけて行われる個人戦や団体戦などの対局に出場しています。初心者から全国制覇経験者まで、学士課程から博士後期課程の学生約40名が所属し、週2回部室に集まって部員同士で対局しています。