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「東工大テニュアトラック教員 2017年度研究成果発表会」開催報告

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2018.01.18

2017年12月18日、東工大テニュアトラック教員の研究成果発表会が大岡山キャンパス西9号館コラボレーションルームで開催され、学内外から29名の参加がありました。

シンポジウムの様子

シンポジウムの様子

本学のテニュアトラック制度は、2006年度に設立したグローバルエッジ研究院による試行を経て、2011年度から全学的な運用が始まり、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「テニュアトラック普及・定着事業」の支援を受けて実施しています。この制度は教員(講師、准教授)を一定の任期(5年)をつけて採用し、その期間内の研究成果と教育成果などが高く評価された場合に、任期の定めのない教員とする雇用形態です。東工大では、一般的な、助教相当を主対象とした制度とは少し異なる特徴を持っています。独立した研究者(PI)として研究を進める機会が十分に得られるだけでなく、所属する学院・系などのメンターや他の教員との積極的な協調が期待されています。2006年度からこれまでに31名のテニュアトラック教員を採用し、うち11名が本学のテニュアポスト(任期の定めのない職)を獲得しました。

各教員の成果を公正に評価することが極めて重要なことから、この研究成果発表会は審査・評価等の一機会として毎年開催されています。成果発表は英語で行われますが、多様な専門分野等を考慮して、司会進行・質疑応答は英語または日本語にて適宜、柔軟に行うことにしています。

発表会ではこの制度の統括責任者である岡田清理事・副学長(企画・人事・広報担当)が開会挨拶と合わせて、テニュアトラック制度全般について話しました。その後、3名のテニュアトラック教員がそれぞれの研究成果について発表しました。

工学院(機械系)、理学院(物理学系)、生命理工学院(生命理工学系)など、専門分野は広範囲に渡っており、いずれもこの1年間にかなりの進展があったことを示す内容でした。

左から 前・総括メンター黒田千秋名誉教授、田中博人准教授、宗宮健太郎准教授、小寺正明講師(生命理工学 コース主担当)、総括メンター中村聡教授(生命理工学 コース主担当)

左から 前・総括メンター黒田千秋名誉教授、田中博人准教授、宗宮健太郎准教授、小寺正明講師(生命理工学 コース主担当)、総括メンター中村聡教授(生命理工学 コース主担当)

発表者

  • 工学院 田中博人准教授
  • 理学院 宗宮健太郎准教授
  • 生命理工学院 小寺正明講師(生命理工学 コース主担当)

お問い合わせ先

テニュアトラック制度事務局
Email : tenure.track@jim.titech.ac.jp

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