浅輪泰允さんと津田正仁さんが「第 10 回 CSJ 化学フェスタ 2020」で優秀ポスター発表賞を受賞
2020年10月20日(火)~22日(木)に開催されました「第 10 回 CSJ 化学フェスタ 2020」にて、中村・岡田研究室の浅輪泰允さん(生命理工学院生命理工学系 博士2年)と津田正仁さん(生命理工学院 生命理工学系 修士2年)が優秀ポスター発表賞を受賞しました。
- 発表タイトル
- ・「SAR 空間の可視化による Activity cliff の予測とその実験的検証」(浅輪泰允さん)
・「金(I)触媒を用いたプロパルギルアザ Claisen 転位反応による 5-アレニルイソオキサゾールの合成」(津田正仁さん)
優秀ポスター発表賞を受賞した浅輪泰允さん(右)と津田正仁さん(左)
浅輪さんのコメント
この度は、第10回CSJ化学フェスタ2020の優秀ポスター発表賞に選出いただき、ありがとうございます。また(株)理論創薬研究所の吉森篤史博士、ボン大学のJürgen Bajorath先生、そして指導教官である中村浩之先生に、この場をお借りして感謝申し上げます。本発表は企業と海外の大学との共同研究であったため、プレッシャーもありましたが、このような誉れある賞を頂けたことで一定のプレゼンスを示すことが出来たかなと安堵と喜びを感じております。本研究ではコンピュータを用いて膨大な活性データを可視化・網羅的解析することで、迅速な低分子医薬品候補創出を実現しました。今後、更なる創薬実践を見据えた研究に大いに貢献できると強く信じ、その目標に向かって邁進して参りたいと思います。
津田さんのコメント
この度、第10回CSJ化学フェスタ2020において優秀ポスター発表賞をいただくことができ大変光栄です。
この場を借りて、日頃よりご指導いただいている中村浩之教授、盛田大輝助教、研究室のメンバーに感謝申し上げます。
ポスター発表では、多くの研究者の方々と興味深い議論をさせていただき、自分の研究を見直す良い機会となりました。
今後も多くの実験に取り組み、人々に驚きを与えるような新規の化学反応、化合物の開発に取り組んでいきます。