近藤宏さん・河村理輝さん・北本颯希さんが「日本味と匂学会第54回大会」優秀発表賞を受賞
本学生命理工学院大学院生3名が、2020年10月19日(月)〜23日(金)に開催された「日本味と匂学会第54回大会」において、優秀発表賞を受賞しました。優秀発表賞5名のうち3名を生命理工学院の大学院生が占める快挙です。受賞者と研究題目は以下の通りです。
- 近藤宏 (博士課程1年、廣田研)
「広範な脊椎動物に保存される新規鋤鼻受容体候補分子ancV1Rの機能解析」
- 河村理輝 (博士課程1年、二階堂研)
「シクリッドのフェロモン受容体候補V1R2を介した選択的交配の可能性」
- 北本颯希 (修士課程2年、廣田研)
「味細胞に発現する転写因子の探索」
受賞した近藤宏さんと北本颯希さん
受賞した河村理輝さん
近藤宏さんのコメント
この度は優秀発表賞を受賞することができ大変光栄に思います。今回の学会ではオンライン形式という例年とは異なる形式での発表となりましたが、研究に関して多くの方々から質問やコメントをいただくことができました。いただいた意見を参考にしてさらに広く研究を展開していければと思います。本研究は、指導教員である廣田先生をはじめとして、大変多くの方々のご協力の基に進めることができました。お世話になりました方々には厚く御礼申し上げます。今回の受賞を励みに、今後はより一層研究に精進していきたいと思います。
河村理輝さんのコメント
この度は日本味と匂学会大会優秀発表賞を受賞でき、大変うれしく感じております。これまで研究にかけてきた苦労が報われた気分です。本大会はオンラインでの開催でしたが、以前より多くの発表を聴くことができ、またより多くの人に自分の発表を聞いていただくことができてむしろ良かったのかな、と考えています。賞受賞者として名前負けせぬよう、今後もよりいっそう励んで参りたいと思います。最後にこれまで研究を支えてくださった二階堂先生やラボのメンバーにはこの場をお借りして感謝申し上げます。
北本颯希さんのコメント
この度は優秀発表賞に選ばれ、大変光栄に思います。初めてのWEB学会参加で大変緊張しましたが、様々な分野の研究者から研究に対する意見を頂き、多くの人の研究を知り、有意義な時間を過ごすことが出来ました。本学会を通じて研究に関してはもちろん、プレゼンに関してなど他にも多くのことを学ばせていただきました。この経験を、今後生きていくうえで活かしていきたいと思います。日頃から研究のご指導をいただいている廣田順二先生、実験手法から研究方針、発表のまとめ方までご指導してくださった應本真先生、廣田研究室の学生を始めとし、本研究を進めていくにあたりお世話になりました全ての方に深く感謝申し上げます。