生命理工学系 News
科学技術創成研究院 化学生命科学研究所の武元宏泰助教(ライフエンジニアリングコース主担当)が、TBS「未来の起源」に出演します。
がんの中で性質を変えてがん細胞にくっつく高分子の研究について紹介されます。
この度、がんを認識して性質を切り替える高分子について取材して頂きました。
開発した高分子は、血液中の物質や正常組織に対しては吸着特性を示さないのに対し、がん組織内では性質が変化し、がん細胞などのがん構成物質に吸着します。がん組織内環境を認識して性質を切り替える分子設計は難しかったのですが、それを化学の力で可能とし、既存のシステムに比較して3倍以上の効率で物質をがんに送達出来るようになりました。
今回の放送を通じて、皆さんにも本研究の魅力を感じて頂ければ幸いです。