生命理工学系 News
2月27日に大岡山キャンパス東工大蔵前会館くらまえホールにおいて、手島精一記念研究賞の授与式が行われました。授与式には、各賞受賞者のほか、本学関係者、本学同窓会組織である一般社団法人蔵前工業会の理事長および事務局長、元手島工業教育資金団役員が出席しました。
手島精一記念研究賞は今年度、創設100周年を迎えました。手島精一先生は、東京工業大学の前身である東京工業学校および東京高等工業学校の校長として25年有余にわたり工業教育に努め、更には、日本の工業教育の進展のために多大な貢献を行いました。手島先生が1917年に退官した際に、先生の功績を永遠に記念するため、当時の政界、財界、教育界の諸名士が発起人となって募金が行われ、手島精一記念研究賞が設けられました。創設以来、受賞件数はこの100年で946件を数え、多くの優れた業績の栄誉を称えてきました。
今年度は、研究論文賞、博士論文賞、留学生研究賞、発明賞、若手研究賞(藤野・中村賞)、著述賞の6つの賞に対し26件・計35名の受賞者が、三島良直学長から賞状と副賞を授与されました。
授与式に引き続いて、ロイアルブルーホールにおいて受賞者を囲んで祝賀会が行われ、出席者全員和やかな雰囲気のうちに閉会しました。
平成29年度の生命理工学系関係者の受賞者は、以下のとおりです。(敬称略)