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厚見晃平さんが「第7回CSJ化学フェスタ2017」最優秀ポスター発表賞(CSJ化学フェスタ賞)を受賞

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2017.11.24

2017年10月17日〜19日に東京都江戸川区のタワーホール船堀でおこなわれた日本化学会秋季事業 第7回CSJ化学フェスタ2017において、上野研究室の厚見晃平さん(生命理工学院 生命理工学コース 修士課程2年)が、最優秀ポスター発表賞(CSJ化学フェスタ賞)を受賞しました。

「CSJ 化学フェスタ」では

  1. 1.最先端の化学と化学技術に関する産学官の交流深耕による化学、化学技術及び産業の発展への寄与とイノベーション強化
  2. 2.化学の成果と未来に向けた化学の貢献努力の社会への発信

という二つの趣旨のもと、資源開発からエネルギー、創薬の化学、新学術領域が目指す未来の化学まで社会の課題となっている研究開発・技術の話題を取り上げたテーマ企画、企業や研究機関の研究開発戦略と現状を紹介する産学官R&D紹介企画、他機関との連携によるコラボレーション企画など多彩な内容で行われ、約3,000名が参加し、閉幕しました。

その中の一つの企画である「学生ポスター発表」では8分野、合計1,073件の発表が行われ、会場は常に活気に溢れ、活発な討論がなされました。この中から審査を希望するポスター発表に対し、

  1. 1.研究に対して発表者が十分に寄与していること
  2. 2.質疑応答に優れていること
  3. 3.独自性が認められ、今後の発展が期待できること

の3つの観点から審査された結果、10件の「最優秀ポスター発表賞(CSJ 化学フェスタ賞)」および198件の「優秀ポスター発表賞」が選出されました。

厚見さんは、「細胞内タンパク質結晶への金属集積による機能化」というタイトルで発表を行い、最優秀ポスター発表賞(CSJ化学フェスタ賞)を受賞しました。

この度の受賞を受けて厚見さんは、「CSJ化学フェスタは産業界や異分野の多くの方々と交流できる貴重な機会であると思い昨年に引き続き参加しました。ポスターは様々な分野の方に一目で研究の新規性や面白さを理解し、興味を持っていただけように工夫しました。文章を極力減らし、図を中心とし、全てのデータを載せるのではなく、目的、実験、ディスカッションが論理的かつ簡潔になるように厳選しポスターを作成しました。当日はデータを細かく説明するのではなく、研究の本質を伝えるために重要なポイントのみを伝えることを心がけました。そのようなことを意識した甲斐もあってか聞いてくださる方々も自身の研究に対して深く理解してくださり、様々な分野の方々から有益な意見、およびディスカッションを行うことが出来たと思います。この経験を糧に今後もより一層研究に励んで行きたいと思います。」とコメントしています。

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