生命理工学系 News
増田研究室の清水隆之さん(大学院生命理工学研究科生体システム専攻 博士後期課程3年生)が、5月27日に東京理科大学葛飾キャンパスで開催された第7回日本光合成学会年会で、ポスター賞を受賞しました。
本ポスター賞は、会期中に発表されたすべてのポスターの中から、参加者全員の投票により4名の講演が選ばれます。
清水さんは「初期型光合成電子伝達の制御に関与する硫化水素応答性転写因子の分子機構」というタイトルで、光合成細菌から見つかった硫化水素を直接感知する新規の転写因子について発表しました。
この度の受賞を受け、清水さんは「受賞者の発表の際、自分の名前が呼ばれた時は予想外で衝撃的でした。この受賞によって、自分の研究が認められるということが、良い実験結果が出たり、新しい発見をしたりするのと同じくらい嬉しいことだと実感しました。私は今年度卒業予定ですが、卒業後は今回の受賞を糧に、自身で考えた意義のある研究をバリバリ行っていきたいと考えています。」とコメントしています。