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フラストレート磁性体の量子相転移の圧力・磁場制御を実現

三角格子反強磁性体の新しい量子相の発見

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2019.04.25

田中秀数教授が、東北大学 金属材料研究所 付属強磁場超伝導材料研究センターほかとの国際共同研究において、圧力によってスピンS = 1/2三角格子反強磁性体Cs2CuCl4の結晶を歪ませることで、交換相互作用を精密にコントロールし、25テスラまでの強磁場下で電子スピン共鳴(ESR)という手法で調べることで、逐次的に現れる複数の新たな磁気相を発見しました。

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