物理学系 News&Information
理学院 物理学系の村上修一教授が、10月12日付で米国物理学会(以下、APS)フェローに選ばれました。村上教授は、現在の物理学系担当教員では斎藤晋教授に次ぐ2人目、旧物性物理学専攻の高柳邦夫名誉教授、安藤恒也名誉教授を含めると4人目のAPSフェローとなります。
APSフェローは学会員の中から非常に優れた功績を持つ研究者に授与され、その人数の上限は学会員の0.5%以下となっています。受賞理由は「For pioneering work in the theory of spin Hall effect, topological insulators and topological semimetals, including the prediction of topological materials」で、スピンホール効果の理論予言、超薄膜ビスマスがトポロジカル絶縁相となるという理論予言、ワイル半金属の提案などの物性理論への貢献が評価されたものです。