リベラルアーツ研究教育院 News
─小森はるか監督作品上映会と監督対談─ 2023年10月13日(金)18:00~
リベラルアーツ研究教育院主催の連続企画(全3回)イベントとして、「ドキュメンタリー映画の魅力」を開催します。
初回は「震災を記録したドキュメンタリー映画を語り尽くす」として、小森はるか監督の『ラジオ下神白(しもかじろ)』の上映会を開催。上映後は小森監督ならびに、濱口竜介監督(『ドライブ・マイ・カー』)とのトークセッションを行います。
震災後の東北に移住し、人々の営みと風景を記録し続けてきた小森はるか監督は、『息の跡』『空に聞く』など傑出したドキュメンタリー映画を撮ってきました。『ラジオ下神白』は、いわき市の復興公営住宅・下神白を舞台に、被災地支援活動をする文化活動家のアサダワタルさんや居住者の方々の関わりを記録したものです。故郷を語ること、思い出の曲を歌うこと、一緒に演奏すること ─ 本作は語りや歌声によって一人一人の人生が強く、豊かに音楽とともに響きわたる作品です。
上映後は小森はるか監督と、震災後に東北記録映画三部作を作り、『ドライブ・マイ・カー』でカンヌ国際映画祭4冠、アカデミー賞国際長編映画賞を受賞するなど歴史的快挙を成し遂げ、先日は新作『悪は存在しない』で第80回ベネチア国際映画祭の銀獅子賞を受賞した濱口竜介監督をお招きし、ドキュメンタリー映画の魅力に深く迫ります。
司会は映画研究者の北村匡平准教授(リベラルアーツ研究教育院)がつとめます。
ぜひご参加ください。