細胞膜のBARドメインタンパク質と細胞骨格による構造構築

概要

講師

末次 志郎 先生
（奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 教授）

演題

「細胞膜のBARドメインタンパク質と細胞骨格による構造構築」

概要：Bin-Amphiphysin-Rvs (BAR)ドメイン含有タンパク質(BARタンパク質)は、ヒトにおいて は約70種同定されている。BARドメインは湾曲した立体構造をもつ細胞質性の膜結合ドメイン で、多量体を形成して膜の形を制御するユニークな性質を持つ。BARタンパク質はまた、細胞骨 格の制御分子と相互作用して、アクチン細胞骨格と協働する。BARタンパク質と細胞 骨格を介した細胞膜の構造構築機構について概説する。

ご興味のある方は、奮ってご参加ください。

• 北尾研究室