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暗黒物質探索技術が切り拓くニュートリノ観測の新展開
東京科学大学(Science Tokyo)理学院 物理学系の風間慎吾准教授らが参加する国際共同研究チームは、暗黒物質直接探索実験XENONnTにおいて、太陽で生成された低エネルギーのニュートリノと電子の散乱を初めて観測しました。太陽のエネルギー源となる陽子同士の核融合反応で生成されるニュートリノ(ppニュートリノ)を主体とする信号を、素粒子物理学における発見基準である5σの統計的有意度で検出し、直接観測可能なニュートリノのエネルギー領域を約17 keVまで押し広げました。本成果は、暗黒物質探索のために培われた超低バックグラウンド技術が、低エネルギーニュートリノの観測にも有効であることを示すものです。