材料系 News
電気を流す有機材料が拓く新しいエレクトロニクス
材料系では「金属」「有機材料」「無機材料」の3つの分野にフォーカスし、独創的かつ挑戦的な研究・開発を推進しています。
研究室紹介シリーズでは、ひとつの研究室にスポットを当てて研究テーマや研究成果を紹介。今回は、電気を流す有機材料を研究する、森研究室です。
有機材料分野
エネルギーコース・材料コース
研究室:大岡山キャンパス・南8号館806号室
教授 森健彦
研究分野 | 有機エレクトロニクス / 有機トランジスタ / 有機伝導体 / 物性物理化学 |
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Webサイト | 森研究室 森健彦 - 研究者詳細情報(STAR Search) |
有機物のなかには、半導体として電気を流すものから、金属と同じように高伝導のもの、電気抵抗が完全にゼロになる超伝導性を示すものまであります。有機半導体は有機トランジスタや有機EL、有機太陽電池としての応用にむけて注目を集めており、プラスティックの上に曲がる電子回路やディスプレーを作ったり、有機半導体をインキにして印刷でICを作ったりする有機エレクトロニクスが活発に研究されています。有機トランジスタから有機超伝導まで、新しい有機伝導体を合成してその性質や構造を調べ、すぐれた有機エレクトロニクス材料を開発する研究を行っています。
材料系の全研究室を紹介したパンフレットは広報誌ページでご覧いただけます。
お問い合わせ先
教授 森健彦
E-mail : mori.t.ae@m.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-2427
助教 川本正
E-mail : kawamoto@o.cc.titech.ac.jp
※この内容は2016年4月発行の材料系 有機材料分野パンフレットによります。最新の研究内容については各研究室にお問合せください。