材料系 News
共役電子系の光・電子物性を利用した機能性高分子材料の開発
材料系では「金属」「有機材料」「無機材料」の3つの分野にフォーカスし、独創的かつ挑戦的な研究・開発を推進しています。
研究室紹介シリーズでは、ひとつの研究室にスポットを当てて研究テーマや研究成果を紹介。今回は、高分子を効率良く合成し、その機能評価とデバイス応用について研究する、道信研究室です。
有機材料分野
材料コース
研究室:大岡山キャンパス・南8号館7階710号室
准教授 道信剛志
研究分野 | 有機化学 / 高分子化学 |
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キーワード | 有機材料、高分子合成、半導体高分子、有機エレクトロニクス |
Webサイト | 道信研究室 道信剛志 - 研究者詳細情報(STAR Search) |
共役系化合物はパイ電子に由来した光吸収や発光特性を示します。また、分子間相互作用とキャリア発生を上手に制御すると電気を流すこともできます。特に、高分子を用いると溶液プロセスで安価に薄膜を作製できる利点があります。これらの利点を組合せると、共役系高分子から成る高性能な太陽電池やトランジスターが実現できると期待されています。当研究室では、精密な分子設計と効率的な合成手法を駆使して様々な新しい共役系高分子を創り出し、そのデバイス応用を研究しています。また、共役系化合物の光物性を利用することで高感度なセンサーを創り出すこともできます。高分子光学センサーは簡単に二次元平面の情報を得ることができます。
材料系の全研究室を紹介したパンフレットは広報誌ページでご覧いただけます。
お問い合わせ先
准教授 道信剛志
E-mail : michinobu.t.aa@m.titech.ac.jp
※この内容は2016年4月発行の材料系 有機材料分野パンフレットによります。最新の研究内容については各研究室にお問合せください。