材料系 News

松本研究室―研究室紹介 #20―

ナノファイバー・ナノ材料を利用したエネルギー・環境材料の創成

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2016.11.04

材料系では「金属」「有機材料」「無機材料」の3つの分野にフォーカスし、独創的かつ挑戦的な研究・開発を推進しています。

研究室紹介シリーズでは、ひとつの研究室にスポットを当てて研究テーマや研究成果を紹介。今回は、ナノファイバー・ナノ材料を利用したエネルギー・環境材料の創成を目指す、松本研究室です。

准教授 松本英俊

有機材料分野
エネルギーコース・材料コース
研究室:大岡山キャンパス・南8号館707号室/708号室
准教授 松本英俊 助教 芦沢実

研究分野 有機材料物理化学、ナノファイバー・ナノ材料、高分子膜、エネルギー変換・貯蔵
Webサイト 松本研究室別窓
松本英俊 - 研究者詳細情報(STAR Search)別窓
芦沢実 - 研究者詳細情報(STAR Search)別窓

研究内容と目指すもの

ナノファイバー、ナノチューブ、ナノワイヤなどの「1次元ナノ材料」は1次元形状と表面積の大きさから注目を集めている機能材料です。1次元ナノ材料は容易にネットワーク状の構造を形成することから、高速キャリア伝導パスや高効率吸着・反応場として、有機薄膜デバイス、2次電池、キャパシタ、燃料電池などエネルギーデバイスへの応用が期待されています。

私たちの研究室では、1次元ナノ材料の構造と機能を最大限に活用したエネルギーデバイスの開発を目標に、分子設計(新規有機半導体)、自己組織化、微細加工技術(エレクトロスピニング)などのアプローチを駆使して、有機半導体、機能性高分子、カーボンおよび金属ナノ材料などを利用した新規な1次元ナノ材料の創成と機能発現メカニズムの解明を目指した研究を展開します。

遂行する研究テーマ

  1. 1.新規π共役系有機材料の合成(有機半導体・高分子半導体)
  2. 2.1次元ナノ材料に関する基礎研究と新規ナノ材料の創成
    (ナノファイバーの内部構造制御および表面機能化、ナノカーボン材料の創成)
  3. 3.1次元ナノ材料を利用したエネルギー変換・貯蔵デバイスの作製と評価
    (有機光熱電変換デバイス、次世代電池用電解質、ウェアラブルエレクトロニクス)
  4. 4.1次元ナノ材料を利用した水処理材料(ハイフラックス水処理膜の合成とキャラクタリゼーション)

遂行する研究テーマ

材料系の全研究室を紹介したパンフレットは広報誌ページでご覧いただけます。

お問い合わせ先

准教授 松本英俊
E-mail : matsumoto.h.ac@m.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-3640

助教 芦沢実
E-mail : ashizawa.m.aa@m.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-3640

※この内容は2016年4月発行の材料系 有機材料分野パンフレットPDFによります。最新の研究内容については各研究室にお問合せください。

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