材料系 News

浅井研究室―研究室紹介 #15―

高性能高分子ハイブリッドを目指して

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2016.10.18

材料系では「金属」「有機材料」「無機材料」の3つの分野にフォーカスし、独創的かつ挑戦的な研究・開発を推進しています。

研究室紹介シリーズでは、ひとつの研究室にスポットを当てて研究テーマや研究成果を紹介。今回は、高性能高分子ハイブリッドを目指す、浅井研究室です。

准教授 浅井茂雄

有機材料分野
材料コース
研究室:大岡山キャンパス・南8号館615号室
准教授 浅井茂雄 助教 赤坂修一

研究分野 二酸化炭素と高分子 / 導電性高分子複合材料 / 制振・吸音材料
キーワード 結晶性高分子、生分解性高分子、導電性高分子複合材料、イオン伝導性高分子
Webサイト 浅井研究室別窓
浅井茂雄 - 研究者詳細情報(STAR Search)別窓
赤坂修一 - 研究者詳細情報(STAR Search)別窓

研究内容と目指すもの

導電性、イオン伝導性、生分解性など、様々な機能を有する高分子あるいは高分子系複合材料を対象に、その構造と物性との関係、目的の物性を得るための材料設計、構造を制御するための方法などについて、幅広く研究を行っています。最近では、超臨界二酸化炭素を利用した、結晶性高分子、高分子ブレンド、高分子複合系の高次構造形成や物性改善、マイクロセルラープラスチックの作製について研究しています。また、ナノカーボン充填系導電性高分子複合材料やイオン伝導性高分子について、新規な手法によりそれらの電気的性質などの物性を制御することも試みています。さらに、高分子系の制振材料や吸音材料についての研究も行っています。

遂行する研究テーマ

  1. 1.超臨界二酸化炭素を利用した高分子及び高分子複合材料の構造と物性の制御
  2. 2.超臨界二酸化炭素を利用した高分子の微細発泡(マイクロセルラープラスチック)
  3. 3.生分解性高分子の高次構造と物性の制御
  4. 4.ナノカーボン充填系導電性高分子複合材料の構造と電気的性質
  5. 5.イオン伝導性高分子の構造と電気的性質
  6. 6.外部電気回路接続した圧電性高分子の粘弾性特性と音響特性
  7. 7.板・膜振動型吸音材料の吸音機構の解明と設計指針の確立
  8. 8.ナノファイバーシートの吸音特性

PLLAおよび PLLA/PMMAフィルムの透明性(非晶フィルム、熱処理フィルム、高圧CO2処理フィルム)

PLLAおよび PLLA/PMMAフィルムの透明性(非晶フィルム、熱処理フィルム、高圧CO2処理フィルム)

導電性マイクロセルラーコンポジット

導電性マイクロセルラーコンポジット

板振動型吸音材料の吸音率と振動変位の周波数依存性

板振動型吸音材料の吸音率と振動変位の周波数依存性

材料系の全研究室を紹介したパンフレットは広報誌ページでご覧いただけます。

お問い合わせ先

准教授 浅井茂雄
E-mail : asai.s.aa@m.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-2432

助教 赤坂修一
E-mail : akasaka.s.aa@m.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-2432

※この内容は2016年4月発行の材料系 有機材料分野パンフレットPDFによります。最新の研究内容については各研究室にお問合せください。

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