材料系 News

鞠谷研究室―研究室紹介 #9―

極限を探る成形加工技術

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2016.09.23

材料系では「金属」「有機材料」「無機材料」の3つの分野にフォーカスし、独創的かつ挑戦的な研究・開発を推進しています。

研究室紹介シリーズでは、ひとつの研究室にスポットを当てて研究テーマや研究成果を紹介。今回は、成形加工技術の極限を探る、鞠谷研究室です。

教授 鞠谷雄士

有機材料分野
材料コース
研究室:大岡山キャンパス・南8号館709号室/703号室
教授 鞠谷雄士 助教 宝田亘

研究分野 有機・高分子材料成形加工 / 繊維・フィルム / 高次構造制御 / 繊維強化複合材料
キーワード 究極の高速成形、高次構造、物性、計測、微細形態、高性能、環境対応
Webサイト 鞠谷研究室別窓
鞠谷雄士 - 研究者詳細情報(STAR Search)別窓

研究内容と目指すもの

高分子材料は、材料内の分子鎖の配列状態により性質が著しく変化するという特徴があります。このような高次構造は成形加工プロセスを通じて形成されます。我々は、分子配向、結晶化、分子鎖の絡み合いなど、多様な高次構造が形成されるしくみを理解し、さらにはこれを積極的に制御する手法の開発を行っています。特に、超高速溶融紡糸プロセスと呼ばれる繊維の引取速度が時速600kmに達する極限条件下における高分子材料のふるまい、フィルムの1軸、2軸伸長における3次元的高次構造形成、繊維・フィルムの高次構造・物性の解析、繊維強化複合材料の微視力学など、高配向高分子材料に関連した幅広いテーマで研究を続けています。

遂行する研究テーマ

ラセミ体ポリ乳酸繊維のステレオコンプレックス晶

ラセミ体ポリ乳酸繊維のステレオコンプレックス晶

  1. 1.高速溶融紡糸・延伸過程のオンライン計測と数値解析
  2. 2.新規材料の繊維化(組成分布制御、エラストマー、植物由来等)
  3. 3.複合高速溶融紡糸による繊維形態・繊維構造制御
  4. 4.非定常溶融紡糸過程の構築と実験・数値解析
  5. 5.フィルムの1軸・2軸伸長過程での分子配向と高次構造形成
  6. 6.溶融構造制御による高強度繊維開発
  7. 7.熱可塑性繊維強化複合材料

インライン紡糸延伸装置の糸掛け作業


インライン紡糸延伸装置の糸掛け作業

フィルム伸長過程のその場複屈折計測装置


フィルム伸長過程のその場複屈折計測装置

傾斜した屈折率分布を有する複合紡糸繊維の干渉顕微鏡像
傾斜した屈折率分布を有する複合紡糸繊維の干渉顕微鏡像

海-島繊維断面
海-島繊維断面

材料系の全研究室を紹介したパンフレットは広報誌ページでご覧いただけます。

お問い合わせ先

教授 鞠谷雄士
E-mail : kikutani.t.aa@m.titech.ac.jp

助教 宝田亘
E-mail : takarada.w.aa@m.titech.ac.jp
Tel : 03-5734-3658

※この内容は2016年4月発行の材料系 有機材料分野パンフレットPDFによります。最新の研究内容については各研究室にお問合せください。

2022年6月29日 9:10 本文中に誤りがあったため、修正しました。

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