地球惑星科学系 News

地球の永久凍土帯に広がる地形を用いて、火星の地下に氷が豊富にある場所を特定!

将来の火星有人探査時の着陸候補地として提案

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2025.01.16

浅部地下氷を水資源として利用する、将来の火星有人探査のイメージ図

浅部地下氷を水資源として利用する、将来の火星有人探査のイメージ図

東京科学大学(Science Tokyo)※ 地球生命研究所(ELSI)の関根康人教授は、岡山大学大学院環境生命自然科学研究科(博士前期課程)の佐古貴紀さん(高知大学理工学部卒業生)、高知大学理工学部の長谷川精准教授、岡山大学惑星物質研究所のルジ・トリシット准教授、イタリア・ダヌンツィオ大学惑星科学研究大学院の小松吾郎准教授(千葉工業大学惑星探査センター 客員主席研究員)らの研究グループと、火星周回衛星から得られた衛星画像を探索し、地下氷の存在により形成される周氷河地形の分布を調べ、火星中緯度で地下氷が豊富に存在する場所を精密に推定することに世界で初めて成功しました。

※ 2024年10月1日に東京医科歯科大学と東京工業大学が統合し、東京科学大学(Science Tokyo)となりました。

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