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水俣病患者とその家族の苦しみを克明に綴った代表作『苦海浄土』や、西南戦争を題材にした『西南役伝説』など、石牟礼道子は郷土の南九州を舞台に豊かな言葉を紡ぎました。その作品群は小説にとどまらず、詩歌や謡曲にまでわたります。没後2年を迎えようとする2020年、作家の町田康氏をお招きして、文芸批評家でもある本学の若松英輔教授と石牟礼道子について語り合う夕べを企画しました。石牟礼文学に造詣の深いおふたりとともに、彼女の遺した言葉をじっくりと味わってみましょう。
リベラルアーツ研究教育院シンポジウム「石牟礼道子の遺した言葉」 チラシ
更新日:2019.12.24