リベラルアーツ研究教育院について

私たちのヴィジョン

「学院」が提供する
「理工系専門知識」という縦糸と、
「リベラルアーツ研究教育院」が提供する
「教養」という横糸で、
東工大生の未来を紡ぎます。

リベラルアーツ研究教育院は21世紀社会の時代的課題を把握し、その中での自らの役割を認識する「社会性」、自らを深く探究する「人間性」、行動し、挑戦、実現する「創造性」を兼ね備え、より良き未来社会を築く「志」のある人材を育成します。

「志」ある東工大生の育成

「志」ある東工大生の育成

研究教育院長メッセージ

リベラルアーツ研究教育院長 室田 真男

東京科学大学の誕生に伴い、新たな時代の幕開けとなるリベラルアーツ研究教育院は、「科学の進歩」と「人々の幸せ」を探求するという大学のミッションを支える存在として、その責務を果たしてまいります。

本研究教育院では、人文科学、社会科学、外国語、ウェルネス、教職、日本語といった幅広い学問分野を網羅し、学士課程から博士課程に至るまで体系的なコアカリキュラムを提供しています。これらの教育は、それぞれの分野で卓越した知見を持つ一流の研究者たちによって実施されます。私たち教員の専門性と経験を活かした教育を通じて、学生たちは学問の最前線に触れながら、深い洞察力と広い視野を養うことができます。

私たちの教育の目的は、学生一人ひとりが多角的な視点と深い教養を備え、自律的に学び、成長し続ける力を身につけることにあります。現代社会が抱える課題は、技術革新だけでは解決し得ない複雑さを増しています。環境問題、社会的不平等、多文化共生、倫理的な技術活用など、これらの課題に取り組むには、科学的知識に裏打ちされた知性と感性、そして人間的な共感力が不可欠です。本研究教育院では、学生がこれらの能力を自ら磨き、学際的な視野を持って社会と向き合う力を育成していきます。

また、対話を通じて他者と深くつながり、多様な意見や価値観を尊重しながら新たなアイデアを創出する力を養うことも、教育の重要な柱としています。対話型の授業や実践的な活動を通じて、学生は高度なコミュニケーション力と協働する力を培い、建設的な議論や課題解決に取り組む力を伸ばしていきます。

さらに、私たちは多様性、公平性、包摂性の価値を深く理解し、それを実践する力を育むことを重視しています。他者の立場や文化を尊重しながら協働する力は、未来を切り開く鍵となるでしょう。そして、学生たちが多様な分野の知見を融合し、複雑な課題に果敢に挑む姿勢を支える教育を提供してまいります。

東京科学大学のリベラルアーツ研究教育院は、過去から学び、未来を見据え、現在の行動を形づくる場です。一流の研究者たちとともに学び、深く考え、未来を創造していきましょう。

リベラルアーツ研究教育院長

室田 真男

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※ 東工大の教育に関連するWebサイトの構成です。

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