教育

システム制御コース(大学院課程)学びの体系

より広く、より深く。
世界で活躍する研究者への歩みを支えるカリキュラム。

システム制御コースでは、専門知識や技術を学ぶために、関連する科目を科目群としてまとめて、達成度や習熟度に併せて体系的に学べるように構成しています。

    • 東京工業大学
    • 他大学・
      高専専攻科等
  1. 入学試験

     
    学士課程から修士課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  2. 修士課程
    ( 2年 )※1

    科目コード:400番台~500番台

    システム制御コースのカリキュラムでは、1)実システムをモデル化・ 情報化し、分析するための数理的な専門学力、2)新しい価値を持った実システムを創造・制御するための数理的な専門学力、3)修得した専門知識を活用できる実践力、4)社会的課題を的確 に認識し、問題を設定し、解決する能力、5)論理的思考に基づく コミュニケーション力・発表力を養います。 これを実現するために次の5つの科目群(1数理科目群、2情報科目群、3計測制御・モデル化科目群、4実システム設計科目群、5プロジェクト実践科目群)が有機的に配置された教育課程が設計されています。 本カリキュラムにより、計測、制御、設計、システム科学の発展的知識を修得し、それを新たな課題に具体的に活用できる柔軟な発想力と創造力および果敢な実行力を備えた人材を養成します。

    • 数理科目群
      現象の理解・情報化およびシステムの構築・制御に必要な数理科学・情報学の知識を修得します。
    • 情報科目群
      システムをデザインするために必要なソフトウエア設計およびプログラミング技術を修得します。
    • 計測制御・モデル化科目群
      モデリング、センシング、制御に関する専門知識および先端的知識を修得します。
    • 実システム設計科目群
      実際のシステムを設計・開発するための実践的・専門的知識を修得します。
    • プロジェクト実践科目群
      数理・情報およびシステム創造・制御に関する先端的知識を実際に活用し、課題探求・問題設定・問題解決のプロセスで必要となる実践力、コミュニケーション力、発表力を修得するために、グループ実習、個別実習、インターンシップを有機的に配置したプロジェクトを遂行します。
    • 講究科目群
      研究のプロセスを文書化し、指導教員に加えて他の研究者とディスカッションを行うことにより、研究を遂行するための基礎的な力を修得する。同時に、修士論文研究を通じて問題設定力、問題解決力を一層強固に修得します。

    ※1修士課程を2年間で修了する標準的なモデルを示しています。

    1. 修了

    2. 進学審査
      修士課程から博士後期課程に進むには進学の審査に合格する必要があります。
    1. 他大学・社会人

    2. 入学試験
      他大学から博士後期課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
  3. 博士後期課程
    ( 3年 )※2

    科目コード:600番台

    修士課程までに身につけたシステム・制御にかかる広範な学力とシステム的観点を用いて、(1)現実の諸問題における研究課題を自ら発掘し研究を遂行する学識と実践力、(2)高度なシステム的観点から研究・開発の潮流を理解し体系化する能力、(3)専門知識を自在に活用した新たな創造的提案によって研究成果を社会に還元できる能力を養います。これを実現するために、研究の実践・創造的提案のマネジメントおよび発表能力を養う研究プロセス科目、 研究遂行力と体系化能力を養う講究科目、社会とのつながりを養うキャリア科目が配置され、自由度の高い学修計画を自ら立案・履修できる教育課程が設計されています。

    • 講究科目群
      博士論文研究を通じて、問題発見力、研究成果を社会に還元する力を修得します。
    • 研究マネジメント科目群
      講義補助、国際交流など、多様な経験をする機会を提供します。
    • 教養科目群
      文系科目など幅広い教養を身につける機会を提供します。

    ※2博士後期課程を3年間で修了する標準的なモデルを示しています。

  4. 修了

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