教育
システム制御コースでは、専門知識や技術を学ぶために、関連する科目を科目群としてまとめて、達成度や習熟度に併せて体系的に学べるように構成しています。
システム制御コースのカリキュラムでは、1)実システムをモデル化・ 情報化し、分析するための数理的な専門学力、2)新しい価値を持った実システムを創造・制御するための数理的な専門学力、3)修得した専門知識を活用できる実践力、4)社会的課題を的確 に認識し、問題を設定し、解決する能力、5)論理的思考に基づく コミュニケーション力・発表力を養います。 これを実現するために次の5つの科目群(1数理科目群、2情報科目群、3計測制御・モデル化科目群、4実システム設計科目群、5プロジェクト実践科目群)が有機的に配置された教育課程が設計されています。 本カリキュラムにより、計測、制御、設計、システム科学の発展的知識を修得し、それを新たな課題に具体的に活用できる柔軟な発想力と創造力および果敢な実行力を備えた人材を養成します。
※1修士課程を2年間で修了する標準的なモデルを示しています。
修士課程までに身につけたシステム・制御にかかる広範な学力とシステム的観点を用いて、(1)現実の諸問題における研究課題を自ら発掘し研究を遂行する学識と実践力、(2)高度なシステム的観点から研究・開発の潮流を理解し体系化する能力、(3)専門知識を自在に活用した新たな創造的提案によって研究成果を社会に還元できる能力を養います。これを実現するために、研究の実践・創造的提案のマネジメントおよび発表能力を養う研究プロセス科目、 研究遂行力と体系化能力を養う講究科目、社会とのつながりを養うキャリア科目が配置され、自由度の高い学修計画を自ら立案・履修できる教育課程が設計されています。
※2博士後期課程を3年間で修了する標準的なモデルを示しています。