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素粒子標準模型を超対称性を持つように拡張した超対称標準模型において、ヒッグス粒子の超対称パートナーであるヒッグシーノは、特に重要な役割を果たす。ヒッグシーノの質量は電弱対称性の破れや電弱スケールの自然性問題と密接に関係しており、また、ヒッグシーノ自身が暗黒物質の有力な候補にもなり得る。しかしながら、現在の実験によるヒッグシーノの探索は十分に進んでおらず、依然として広い質量領域が未探索のまま残されている。本セミナーでは、LHCおよび暗黒物質直接探索実験によるヒッグシーノ探索の現状を概観するとともに、将来実験による探索の可能性について議論する。特に、次世代電子・陽電子衝突型加速器における電弱精密測定を通じて、ヒッグシーノの存在をどこまで探ることができるかを紹介する。
更新日:2026.10.23