演劇鑑賞＋トーク 世田谷パブリックシアター 「ともにゃの部屋」～黒田真史さん～

東工大リベラルアーツ研究教育院の企画として、世田谷パブリックシアターが障害当事者と一緒に作った演劇作品『ともにゃの部屋～黒田真史さん～』を上演します。

黒田真史（くろだまさし）さん（46歳）は、18歳の時に交通事故で脳の左半分が飛び出るほどの障害を負い、動くことも発話することも叶わない高次脳機能障害者となりました。しかし、１つ１つ出来ることを積み重ね、絶望の淵から人生を歩んできました。そうした自分の人生を伝えたい、表現したいという黒田さんの思いを受け、黒田さんと俳優たちがつくりあげたのが『ともにゃの部屋～黒田真史さん～』です。共生社会について考える演劇作品として小中学校を中心に全国で巡回公演中です。黒田さんご本人も出演します。

上演後は黒田真史さんと出演者、この作品を制作した世田谷パブリックシアターの方々に作品づくりの背景や想い、演劇と社会の結びつきとその可能性などをうかがうトーク企画もあります。司会はリベラルアーツ研究教育院教授の高尾隆がつとめます。ぜひ、ご参加ください。