地球惑星科学系 News
水環境保全に向けた、細菌生態系の時空間ダイナミクスを特定
東京科学大学(ScienceTokyo) 理学院 地球惑星科学系(研究当時 地球生命研究所、ELSI)中川 麻悠子 研究員と同大学 山村 雅幸 情報理工学院 情報工学系 教授(研究当時)と、東京農業大学 生命科学部 分子微生物学科の西田 暁史 助教は、東京都内の下水処理場における細菌の働きと、その処理水が放流先の多摩川に与える影響を調査しました。その結果、下水処理プロセスは、季節や処理工程によらず安定して存在する「コア細菌群」が支えており、冬場の低温がそれらの細菌の活動を低下させること、また殺菌処理後に放流された細菌の影響は下流2km地点では大幅に減衰していることを明らかにしました。本研究成果は、2026年4月15日、国際学術誌「PLOS ONE」に掲載されました。