融合理工学系 News
花岡伸也教授が2025年度日本海運経済学会賞・論文の部を受賞
環境・社会理工学院 融合理工学系 地球環境共創コースの花岡伸也教授が、2025年10月18日に開催された日本海運経済学会第59回年次大会において、第34回（2025年度）日本海運経済学会賞・論文の部を受賞しました。
花岡 伸也 教授
受賞論文
花岡伸也：旅客の移動時間を用いた羽田空港の旅客ターミナル再編の評価，海運経済研究，No.58, pp.71-80, 2024．
受賞者のコメント
この度は、栄誉ある賞を賜り、大変光栄に存じます。本研究は、旅客流動をモデル化した離散イベントシミュレーションを用いて、羽田空港における新滑走路や旅客ターミナル建設などの容量拡張シナリオを評価したものです。講評では、乗継を含む旅客の移動時間を評価基準として活用した点の新規性に加え、将来の政策的な示唆を与える研究である点をご評価いただきました。本研究は、東京工業大学と日本航空株式会社（以下、JAL）との共同研究に関する組織的連携協定締結後に、JALの皆様との議論を通じて発案したテーマです（参考）。将来シナリオの設定等にご助言をいただきましたことに、深く感謝申し上げます。また、データ作成およびモデル分析にご協力いただいた中島晃洋さん（当時・東京工業大学修士課程）にも、心より御礼申し上げます。
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