未来

日本のごみ処理技術を学び、途上国の生活水準の向上を

環境・社会理工学院 融合理工学系
学士課程3年(2018年度)

サマラ サニ さん

サマラ サニさん

現在受講している講義のうち、ご自身の系で特徴的な講義名を教えてください。
「国際開発共創概論」です。
上述した講義の内容を教えてください。
週に一回、国際開発に取り組んでいるNGO、研究機関、民間企業などの機関に属している専門家が東工大を訪問し、国際開発における各機関の役割について話します。それだけでなく、各機関による援助の特徴、目的、問題を見る角度についても語ります。そして、各講演者から実例課題が出されて、グループでその課題の解決方法を検討します。一週間後、グループが考えた解決方法をクラスで発表し、専門家や先生や他のグループからのコメントを頂きます。
上述した講義の楽しさ・魅力を教えてください。
本講義を受講することで、現場に行かなくても、経験者の話から国際開発の難しさと楽しさを知る事ができます。今の国際開発における課題や将来自分の専門分野はどう活かせるのかを理解する事ができます。そして、NGO、研究機関、民間企業などの機関はそれぞれ異なるアプローチで問題を解決していることが理解できて、将来どの機関に所属すべきか相当分かって来ました。それだけでなく、融合理工学系ならではの多国籍のクラスメイトとディスカッションし、異なる背景を持っている人々のアイデアを聞くことができるので、自分の視野が広がります。融合理工系の学生は様々な専門家とディスカッションするチャンスが多いです。このような経験は将来役に立つと思います。
東工大でのこれからの未来・あなたが抱く夢を教えてください。
ゴミ処理技術やゴミから廃棄物の有効利用の可能性について研究したいです。将来は発展途上国のゴミ処理問題に貢献したいと思います。発展途上国ではゴミの処理問題が、洪水や衛生問題や汚染問題などの様々な問題に繋がります。日本のゴミ処理技術を学び、発展途上国に住んでいる人々の生活水準を上げたいです 。

※記事の内容は取材当時のものです

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