融合理工学系 News
中村恭志研究室の篠原裕幸さん(地球環境共創コースM2)が土木学会の水工学論文奨励賞を受賞しました。
受賞対象の論文は、「人体-流動連成数値解析による高所からの落水事故の傷害リスク評価」と題し、橋などの高所から河川など水面への転落事故について危険性を評価したものです。中村恭志研究室で開発が続けられている「人体ー流動連成シミュレーションモデル」を用いて、水面への着水時の人体への衝撃力、水中での姿勢変化と落下速度の減速、そして水底面への衝突時の衝撃力を定量的に求め、自動車事故の評価基準を援用することで「頭部と胸部に想定される傷害の種類」と「生存率」を評価したものです。