融合理工学系 News
4月26日、大岡山キャンパス西9号館にて、東工大移動通信研究グループ(以下、東工大MCRG)は、電気通信大学先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター (以下、電通大AWCC)と共同でオープンハウスを開催しました。
本イベントは、東工大MCRGの5つのコア研究室と5つの協力研究室、電通大AWCCの9つの研究室からなる移動通信研究グループの主催により、グループの研究活動を広く社会に紹介するとともに、学外の企業や研究機関との連携を深めるという主旨の下、2005年から毎年4月に開催されています。
ポスター・デモ展示会の様子
高田潤一研究室(環境・社会理工学院 融合理工学系)
府川和彦研究室(工学院 情報通信系)
阪口啓研究室(工学院 電気電子系)
廣川二郎研究室(工学院 電気電子系)
岡田健一研究室(工学院 電気電子系)
青柳貴洋研究室(工学院 電気電子系)
奥村幸彦研究室(工学院 情報通信系)
藤井輝也・表英毅研究室(工学院 電気電子系)
西方敦博研究室(工学院 電気電子系)
渡邉文夫研究室(工学院 電気電子系)
今年は関係者を含め200名近くの方が参加し、「大学だからこそできる 5G and Beyond(アンド ビヨンド)」と題して、5G(第5世代移動通信システム)について、東工大MCRGと電通大AWCCの各研究室によるポスター・デモ展示や、産官学における著名な方々による招待講演会、参加者全員で議論を行うパネル討論会などを実施しました。
ポスター・デモ展示会では、東工大MCRG・電通大AWCCの各研究室が、計28件の展示を分野ごとに5グループ(1.アンテナ・伝搬、2.回路・システム、3.伝送・無線信号処理、4.無線ネットワーク、5.アプリケーション)に分けて行われました。学生や企業からの参加者間で、展示内容に関する活発な議論が行われていました。
招待講演会では、東北大学 電気通信研究機構の安達文幸教授、総務省 総合通信基盤局 移動通信課の杉野勲氏、株式会社NTTドコモ 5G推進室の永田聡氏から、5Gにおける最新の動向や、5Gの実現に向けた無線通信技術の紹介、5Gが社会に及ぼす変化や影響などについて講演がありました。また、パネル討論会では、招待講演会の講演者3名に、本学 工学院 電気電子系の阪口啓教授、電通大の福田英輔教授の2名を加えた計5名が登壇し、講演内容をもとに参加者と有意義な議論が交わされました。
2019年度は、電通大にて、オープンハウス2019が開催される予定です。