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トポロジカル・フォトニクスと4次元量子ホール効果

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日程
2018年9月21日(金)
時間
14:00-15:30
場所
大岡山キャンパス別窓 本館2階 284B 物理学系輪講室
講師
小澤 知己 氏(理化学研究所)
お問い合わせ先
連絡教員:物理学系 西田祐介(内線3614)

量子物理学・ナノサイエンス第241回セミナー

概要

量子ホール効果に代表されるトポロジカル物性の概念は固体電子系を超えて様々な分野に広がり、近年大きな盛り上がりを見せている。フォトニクスにおいてトポロジカル物性を研究する分野を特にトポロジカル・フォトニクスと言う。このセミナーではまずトポロジカル・フォトニクスの基本的な考え方を紹介し、フォトニクスにおいてトポロジカルバンド構造を実現する代表的な方法を紹介する。特にフォトニクスが固体電子系とどのように似ているのか、そしてどの点が異なるのかということを強調する予定である。次に、トポロジカル・フォトニクスにおける私自身の研究から、人工次元の考え方を紹介する。人工次元とは内部自由度を新たな次元とみなして低次元系で高次元の模型をシミュレートする方法であり、人工次元を用いれば4次元量子ホール効果を観測することも可能である。

  • 量子物理学・ナノサイエンス先端研究センター 主催
  • 東京工業大学理学院・物理学系、「ナノサイエンスを拓く量子物理学拠点」共催

更新日:2018.09.19

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