未来

構造物モニタリングで橋梁の状況把握・異常の検知を試みる

環境・社会理工学院 土木・環境工学系 土木工学コース
修士課程1年(2017年度)

三島 弘雅 さん

三島 弘雅さん

研究テーマを教えてください。
構造物、特に橋梁を対象としたメンテナンスの新技術の開発を目指して研究しています。
研究内容を教えてください。
既設構造物の多くは年数を経て損傷や劣化の可能性が増していきます。そこで、構造物の安全性を保つためのシステムとして、センシングによるデータ計測と数値シミュレーション解析を組み合わせた構造物モニタリングを用い、実橋梁の状態把握、異常検知を試みています。
その研究の楽しさ・魅力を教えてください。
橋梁の状態を把握するためには、構造物全体としての挙動と局所的な部材としての特性を理解する必要があります。ある一つの構造物に対して多角的な視点を持つことができ、興味深いです。また、実橋梁を対象として研究することで、自分の研究が実際のメンテナンスに役に立つイメージが持てるためモチベーションになります。
その研究の先にある未来・あなたが抱く夢を教えてください。
より合理的な構造物のメンテナンスシステムを構築することで、人にとって安全な環境を創出するという土木の使命の一端を担えたらと考えています。

※記事の内容は取材当時のものです

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