教員・研究室

研究設備

土木・環境工学系では、土木・環境工学の基盤である構造、水、土質、材料、計画の各分野を広く体系的に学ぶことができます。そのために本系では大型かつ最先端の実験設備を積極的に活用しており、それらは重要な研究基盤にもなっています。
ここでは、それらの実験設備を360°動画でご紹介します。学士課程2・3年生による実験の様子も確認できますので、ぜひ動画を再生して、本学土木・環境工学系の実験を体験した気分になってみませんか。

構造分野

鋼材の引張実験準備

引張実験を行うための準備の様子です。引っ張る前と後での鋼材の伸びを確認するための印をつけたり、その間隔を測ったり、センサの貼り付けを行っています。

鋼材の引張実験

引張実験を行うために、試験機に鋼材の試験体を設置している様子です。この試験機を使ってこの後長さ600mm、厚さ9mmの試験体を引っ張ってちぎります。鋼材がちぎれるところを想像できますか。

水分野

造波装置

海岸浸食・高潮・海岸環境の破壊・水産資源の減少など、波が関わる問題は様々です。これらを引き起こす要因や対策を考えるうえで、水の波の性質について理解することが必須となります。この実験装置では、人工的に波を起こして、その波高、波速あるいは水粒子軌道などの変化を測定・観察することにより、水の波の性質について調べることができます。

刃型堰

河川には、流れを制御するための堰が多数設置されています。堰によって河川の流れはどのように変化するのでしょうか。この実験装置では、堰周辺の流れの中で、どのような圧力が生じるか、どのような速度で流れていくかなど、堰を超える流れに関する様々な性質を調べたり、確認することができます。

水質分析室

自然環境を保全し、安全な水利用システムを構築するために、水質の評価は重要です。本実験室では、水のpH、溶存酸素、電気伝導度などの基礎的項目から、各種イオン濃度、有害物質濃度、有機炭素濃度、光学特性などを分析することが可能です。また、超純水製造装置、薬品庫、水処理のための各種実験装置を備えています。

土質分野

遠心力を利用した模型実験 その1

縮尺が小さい模型地盤に遠心加速度を加えることによって、実物の地盤構造造物の挙動を再現する装置。東工大の土質研究室では、この装置を使用し、模型地盤に20G〜100Gの遠心加速度場のもと、地盤改良、地震防災、洪水対策、杭基礎に関する実験を実施している。

遠心力を利用した模型実験その2

遠心模型実験装置に縮小模型をセッティングしている様子です。この実験は河川堤防の洪水に関する実験で、動画は、堤防とその基礎地盤の模型地盤をセッティングしているものです。

遠心力を利用した模型実験その3

遠心模型実験装置の起動時および目標とする遠心加速度(50G)を模型に与えている状態での装置の様子(1:09 -別窓)です。

材料分野

鉄筋コンクリートの力学性能を調べるための50t載荷試験装置

本装置では、橋梁などの実際の構造物に近い寸法の試験体を用いて載荷試験を行うことが可能です。これらの載荷試験を通して、構造物の力学理論や設計法の確立・高度化に寄与しています。
0:00 - 1:00別窓 鉄筋コンクリート試験体の設置
1:00 - 1:24別窓 実験室内の風景
1:24 -別窓 鉄筋コンクリート試験体の載荷試験(コンクリートに生じたひび割れを観察しています)
画質を4Kに設定していただけますと高画質で閲覧可能です。

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