教育

融合理工学系(学士課程)

答えのない問いに挑む人材を育てるグローバルな理工系教育とは?

地球規模の気候変動や天然・エネルギー資源の枯渇への対応、再生可能エネルギーの推進、持続的な都市の創出などは、単独の学問領域の対象には収まらず、単独領域の知識や技能だけではその解決に十分に貢献できません。また、高度なエンジニア教育をうけた人材がその知識や技能を社会における具体的な問題解決に結びつけるべく、複数の学問領域を俯瞰的に捉える確固たる基盤知識と視座を持ち、問題解決の観点からニーズや受益者に寄り添ったデザイン思考を兼ね備えた人材を育成するため、多様な教授陣がPBL(Project-Based Learning)や英語に拘った教育を推進します。

融合理工学系が目指す人材

新たな技術や価値、概念の創造を目指す

既存の学問体系の枠に囚われず俯瞰的視野に立った新たな技術・価値・概念の創出を行える人材の育成を目的とします。そのために、理工学の体系を理解しながらもその枠に囚われずに、国際社会全体が抱える複合的問題の解決に寄与し、社会で求められる新たな技術・価値・概念の創出に貢献できる能力(問題設定能力、問題解決能力、創造的思考力・実行力)の涵養を目標とします。さらに、異分野技術者との国際協働で力を発揮できるコミュニケーション能力、複合的プロジェクトや組織を動かすマネジメント能力などを備えたグローバル理工系人材を養成します。

求める人物像

  • 理数系の分野を中心として幅広い学問に関して十分な基礎学力を有し、自分の考えたことを論理的かつ明快に説明できる基礎的能力を有すること
  • 国際社会が抱える問題や地域社会の問題に対する興味、またそれを解決しようとする意思を持ち、そのための学問を積極的に学ぶ意欲を有すること

融合理工学系で身につく力

広い分野に応用できる基礎能力

  • 論理的・数学的な思考力・解析力
  • 物理現象・自然現象に対する理解力
  • 汎用的な計測技術・計算技術

既存の学問分野に囚われない応用能力

  • 与えられた問題を適切な手法で解決できる能力
  • システムを理解し、運用する能力

グローバルエンジニアとしての人間力

  • コミュニケーション能力
  • 社会的責任感・倫理観
  • 自主性・行動力

取得できる学位

  • 学士(工学)

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