教育
地球規模の気候変動や天然・エネルギー資源の枯渇への対応、再生可能エネルギーの推進、持続的な都市の創出などは、単独の学問領域の対象には収まらず、単独領域の知識や技能だけではその解決に十分に貢献できません。また、高度なエンジニア教育をうけた人材がその知識や技能を社会における具体的な問題解決に結びつけるべく、複数の学問領域を俯瞰的に捉える確固たる基盤知識と視座を持ち、問題解決の観点からニーズや受益者に寄り添ったデザイン思考を兼ね備えた人材を育成するため、多様な教授陣がPBL(Project-Based Learning)や英語に拘った教育を推進します。
既存の学問体系の枠に囚われず俯瞰的視野に立った新たな技術・価値・概念の創出を行える人材の育成を目的とします。そのために、理工学の体系を理解しながらもその枠に囚われずに、国際社会全体が抱える複合的問題の解決に寄与し、社会で求められる新たな技術・価値・概念の創出に貢献できる能力(問題設定能力、問題解決能力、創造的思考力・実行力)の涵養を目標とします。さらに、異分野技術者との国際協働で力を発揮できるコミュニケーション能力、複合的プロジェクトや組織を動かすマネジメント能力などを備えたグローバル理工系人材を養成します。