情報工学系 News
中分子創薬に関する研究成果を事業化
東京工業大学 情報理工学院の秋山泰教授および生命理工学院の清尾康志教授らは、中分子創薬[注1]に関する研究成果の社会還元を目指して、ファスタイド株式会社を設立しました。東工大およびファスタイド株式会社は、「地域イノベーション・エコシステム形成プログラム」を契機とした川崎市との連携のもと、AI創薬と化学合成技術の融合研究を促進し、革新的な技術の創出と実用化に注力していきます。
[注1] 中分子創薬 : 分子量が数百~数千で、低分子薬(数十~数百)と抗体医薬(15万程度)の中間の性質を持つ中分子を用いた医薬品の開発までの過程。低分子創薬は市場が飽和状態にあり、抗体医薬は抗原が限られて開発および製造に莫大なコストがかかることが課題となっている。そのため次世代創薬として中分子創薬、とりわけペプチド医薬および核酸医薬に注目が集まっている。
詳しくは、下記東工大ニュースをご覧ください。