教育
200番台・300番台の科目において、1年目の「コンピュータサイエンス」や 「情報リテラシ」の教育を基盤とし、2年目には情報工学の基礎として計算モデルや確率・ 統計、データ構造とアルゴリズムなどの教育と、手続き型言語や関数型プログラミングやオブジェクト指向プログラミングなど、幅広いプログラミング教育を行います。3年目にデータベースやシステムプログラミングや計算機ネットワークなどの情報工学の展開科目を教育し、4年目の「学士特定課題研究」に必要な知識を一通り教育する体系となっています。
学士課程へ入学後1年目は、専門分野にかかわらず全学共通の必修科目を中心とした基礎教育を学びます。理工系人材として必要な共通する基礎教育である「導入・基礎科目」(100番台科目)により基礎的能力を涵養します。この「導入・基礎科目」(100番台科目)とは、今後修得を目指す専門分野にかかわらず、本学の学生として必要な知識とマインドを身につけることを目的に設置しています。
「導入・基礎科目」の学修により所定の要件を満たした学生は、学士課程2年目以降の学院・系における専門教育として、それぞれの系が用意する「基盤科目」(200番台科目)及び「展開科目」(300番台科目)の学士課程カリキュラムに沿って科目を履修します。
「展開科目」(300番台科目)の最終段階には、学士課程の総括として、従前の「学士論文研究」に相当する「学士特定課題研究」を設置し、研究を通じてこれまでに修得した能力を総合的に鍛えます。更に、「学士特定課題研究」を履修することにより芽生えた科学・技術に関する研究への動機づけを強化することを目的として「学士特定課題プロジェクト」を設置し、学生個々の興味・関心に応じて能動的に科学・技術に関連する活動を行う機会を提供します。
※ 学士課程を4年間で卒業する標準的なモデルを示しています。
学士課程から修士課程に進むには入学試験に、修士課程から博士後期課程に進むには進学の審査に合格する必要があります。