教育
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情報工学コースでは以下の分野を教育研究の対象としています。
(1)総合的なハードウェア開発に関する分野
(2)より高度なソフトウェアの設計や、大規模なソフトウェアを効率よく開発・実現するために必要な手法や基礎理論に関する分野
(3)人間とコンピュータの間のよりよいインターフェースを開発する分野
こうした分野における研究と分野間の密接な関係によって、よりよい情報システムを作り出すための技術を研究・開発していきます。
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将来の価値を創造する手段としてのソフトウェア構築に必要な基礎概念や、それを基にした実用的問題に適用可能な理論、そしてソフトウェア開発の実践的な側面までの高度な専門性を持ち、近未来ソフトウェアの発想力を持つスペシャリストの育成を目的とした教育を行っています。本教育プログラムは、東京大学・国立情報学研究所と協力して実施されます。
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組み込み型情報システム技術、大規模計算技術、マルチメディアコンテンツ技術、ヒューマンインターフェース技術、ロボット情報技術、環境IT技術の6分野で海外から留学生を受け入れて、グローバルIT人材を育成しています。留学生と日本人学生がチームを組んでPBL演習を行う科目も用意されています。
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指導教員の助言のもと積極的に研究をすすめている大学院生は、IEEEやACMなどの国際的な学会や、情報処理学会、電子情報通信学会、等の国内の学会で幅広く活躍しています。また、研究成果に対しては各学会から多くの賞が与えられています。博士後期課程に進学し研究をより深めることもできます。
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情報工学コース修了後は、ソフトウェア、インターネット、通信、放送、電気機器、等の情報関連企業をはじめとして、精密機器、自動車、電力、運輸、等の企業や公務員、研究機関など幅広い選択肢から進路を選ぶことができます。また、IT関連のベンチャー企業設立に携わった例もあります。