数理・計算科学系 News
数理・計算科学専攻(現:数理・計算科学系)で長らく数理最適化の教育と研究に携わってきた小島政和名誉教授が、INFORMS(米国オペレーションズ・リサーチ、経営科学、アナリティクス学会)の最適化分科会のKhachiyan賞を受賞しました。
Khachiyan賞は数理最適化の分野における長年の功績が評価された個人またはチームに与えらえる賞であり、最適化分科会でも重要な賞の一つとして知られています。
小島政和名誉教授は、1980年代に線形最適化問題に対する主双対内点法をNimrod Megiddo氏、水野眞治教授、野間俊人氏、吉瀬章子教授らと提案し、1992年にINFORMSのFrederick W. Lanchester賞(過去5年間に出版された最優秀書籍)、および同学会計算機分科会賞(最優秀論文)なども受賞しています。