教育

数理・計算科学系(学士課程)学びの体系

幅広い基礎を身につけて専門分野へ、
研究者・技術者としての土台をつくる。

200番台・300番台の科目において、1年目の「コンピュータサイエンス」や「情報リテラシ」の教育を基盤とし、2年目に数理科学と計算機科学の基礎専門学力を選択必修科目として学び、3年目以降では、これら基礎専門学力に基づき、数学、応用数理、そして計算機科学の理論や技術の理解を深めるとともに「学士特定課題研究」において自ら研究を遂行することにより、数理科学と計算機科学およびその融合領域での課題解決能力を身に付けられるように構成されています。

  1. 1年目

    科目コード:100番台

    学士課程へ入学後1年目は、専門分野にかかわらず全学共通の必修科目を中心とした基礎教育を学びます。理工系人材として必要な共通する基礎教育である「導入・基礎科目」(100番台科目)により基礎的能力を涵養します。この「導入・基礎科目」(100番台科目)とは、今後修得を目指す専門分野にかかわらず、本学の学生として必要な知識とマインドを身につけることを目的に設置しています。

  2. 2年目
    3年目

    科目コード:200番台~300番台

    学士課程2・3年目の授業では、専門科目として「数学」「応用数理」「計算機科学」の3つの科目群がバランスよく配置されています。これらの科目を修得することによって、数理科学と計算機科学に関するセンスが身についていきます。

    • 数学科目群
      集合と位相や代数系などの科目を通して数学的思考能力の基礎を培い、偏微分方程式や離散構造などを学修することで様々な現象の数学的構造を解析するための専門的知識を修得します。
    • 応用数理科目群
      確率・統計や数理最適化など応用数理分野の理論的な基礎を学び、数理モデルの構築やデータ解析など実社会へとつながる専門的知識を修得します。
    • 計算機科学科目群
      ソフトウェアを作るためのプログラミングだけでなく、アルゴリズムとデータ構造、オートマトン、計算の理論など、コンピュータを含んだ広い「計算」という対象を数理的な視点から捉えるための専門的知識を学修します。
  3. 4年目

    科目コード:200番台~300番台

    学士課程も4年目には、各研究室に所属し、「学士特定課題研究」で自分の研究が始まります。ここでは、今までの授業で修得した知識、技術を総動員して、ひとつのテーマに徹底的に取り組んでいくことになります。また、「学士特定課題プロジェクト」では、それぞれの学生の興味に沿って、様々な活動の機会が提供されます。

     学士課程を4年間で卒業する標準的なモデルを示しています。

  4. 進学(入学試験)

    学士課程から修士課程に進むには入学試験に、修士課程から博士後期課程に進むには進学の審査に合格する必要があります。

  5. 大学院課程
    修士課程・
    博士後期課程

    科目コード:400番台~600番台

    数理・計算科学系からつながる大学院課程には、系の学問領域を深化した「数理・計算科学コース」、複数の系と関連を持つ「知能情報コース」があります。

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