情報通信系 News
2025年8月25日〜29日に、オランダ・アイントホーフェンの Eindhoven University of Technology (TU/e) で開催された国際会議 34th IEEE International Conference on Robot and Human Interactive Communication (IEEE RO-MAN 2025) において、本学工学院 情報通信系の 李 勝 助教(Sheng Li) が Best Reviewer Award を受賞しました。
Best Reviewer Awardは、論文査読やセッション運営などを通じて会議運営に顕著な貢献を行った研究者に授与される賞であり、学術的な専門性と公平・丁寧な査読姿勢が評価されます。
李 助教は、RO-MAN 2025において、ロボット対話と大規模言語モデル(LLM)/生成AIをテーマとしたSpecial Session “LLM/GenAI-based Multimodal, Multilingual and Multitask Modeling Technologies for Robotic Systems”をオーガナイズするとともに、多数の投稿論文に対する査読を通じて会議に貢献しました。
本Special Sessionでは、ロボットの対話能力、マルチモーダル理解、多言語対応、およびマルチタスク学習を対象とし、LLM/GenAI技術を実ロボットシステムに統合する最新の研究成果が報告されました。李 助教の長年の音声認識・翻訳、ロボット音声インタフェース、そして基盤モデルを用いた対話知能の研究経験が、セッション設計や査読活動を通じて高く評価されたものです。
今回のBest Reviewer Awardは、ヒューマンロボットインタラクションおよびロボット対話分野における李 助教の国際的なプレゼンスとコミュニティへの貢献を示すものであり、今後のさらなる活躍が期待されます。

IEEE RO-MAN 2025でBest Reviewer Awardを受賞した李 勝 助教(Sheng Li)