より広く、より深く。
世界で活躍する研究者への歩みを支えるカリキュラム。
情報通信コースでは、専門知識や技術を学ぶために、関連する科目を科目群としてまとめて、達成度や習熟度に併せて体系的に学べるように構成しています。
-
-
入学試験
-
- 学士課程から修士課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
-
修士課程
( 2年 )※1
- 科目コード:400番台~500番台
-
学士課程で学んだ情報通信分野全般の基礎知識を基にして、通信・ネットワーク・セキュリティ分野、信号処理分野、集積回路・計算機分野、知的情報処理分野、メディア情報処理分野、生体情報処理分野、感覚情報処理分野の専門科目を通じて最先端の知識や技術を学び、自らの専門分野の深化や体系化を図ることができます。更に講究科目及び修士論文研究において、自ら研究を遂行することにより、専門分野に関する知見を更に深め、専門知識の体系化を一層促すだけでなく、豊かな創造力も育むことができるように構成されています。
-
- 通信・ネットワーク・セキュリティ科目群
- 一般的な情報源/通信路における情報理論とその基本的手法、確率推論を用いた実用的な誤り訂正符号の設計法、現代暗号技術で用いられている安全性の定義や証明、高度な通信網制御技術、移動通信技術の全体像とその要素技術について学修するとともに、それぞれの分野における研究・開発動向について説明します。
-
- 信号処理科目群
- 静止画像や動画像、3次元画像などの多次元情報の処理や圧縮技術、ディジタル無線通信で用いられている各種信号処理技術、さらには信号処理技術の中で応用価値が高いアルゴリズムなどを数理と共に体系的に学修します。
-
- 集積回路・計算機科目群
- アナログ集積回路特有の回路技術を学ぶとともに、計算機を含むディジタル集積回路の設計フローにおける設計抽象化階層の理解を基に設計自動化の問題や解法、ディジタル集積回路レイアウトの基本的な手法、レイアウトに関する未解決問題への基本的な対処法を学修します。
-
- 知的情報処理科目群
- ヒトの脳内で実現されている知的情報処理と同様の機能を計算機ハードウエア上で実現するための技術や、情報インフラ技術について学修します。
-
- メディア情報処理科目群
- メディア情報処理技術やユーザインタフェースなど、コミュニケーションに関係した情報技術について学修します。
-
- 生体情報処理科目群
- 生体信号の計測や医用情報処理、感性データの解析手法等について学修します。
-
- 感覚情報処理科目群
- ヒトの感覚や知覚の特性およびその計測法、認知の仕組みについて学修します。
-
- 講究科目群
- 各研究室で実施する講究では、専門書の輪読や文献紹介などを通じて最新の専門知識を修得するとともに、それを踏まえた最新研究の議論を通じて、専門知識の理解を深めます。
※1修士課程を2年間で修了する標準的なモデルを示しています。
-
修了
-
- 進学審査
- 修士課程から博士後期課程に進むには進学の審査に合格する必要があります。
他大学・社会人
-
- 入学試験
- 他大学から博士後期課程に進むには入学試験に合格する必要があります。
-
博士後期課程
( 3年 )※2
- 科目コード:600番台
-
修士課程で学んだ情報通信分野全般についての最先端の知識や技術を基に、講究を介した博士論文研究を中心として自らの専門を一層研鑽するとともに、関連する専門科目や文系教養科目、キャリア科目等を学修することにより、教養豊かな世界第一級の力量をもつ研究者・技術者としての実力や豊かな国際社会の実現に向けて科学・技術のフロンティアを開拓・牽引できるリーダーと しての実力を修得することができるように構成されています。
-
- 専門科目
- 量子力学の通信への応用について理解するために、量子テレポーテーションや量子暗号、量子アルゴリズムについて学修します。
-
- 講究科目群
- 各研究室で実施する講究では、専門書の輪読や文献紹介などを通じて最新のより高度な専門知識を修得させるとともに、それを踏まえた新たな技術の創出を通じて、高度な専門知識の理解を深めます。
-
- 研究マネジメント科目群
- 自身が主導して創出する新たな技術に関して、研究マネジメント科目群を通じて、研究の進捗管理やプレゼンテーションなど、自立した研究者として必須の能力である、研究マネジメントのスキルを修得します。
※2博士後期課程を3年間で修了する標準的なモデルを示しています。
-
修了
-