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リュウ フカン助教と准客員若手研究員のLi YingxinさんがAsiacrypt2024にてBest Paper Awardを受賞

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2024.12.03

暗号理論分野におけるトップカンファレンスの一つであるAsiacrypt2024において、リュウ・フカン助教の2件の論文が採録され、そのうち准客員若手研究員のLi Yingxinさんとの共同研究による論文がBest Paper Awardを受賞することが決定しました。

この受賞論文では、ハッシュ関数の標準であるSHA-256の安全性解析を行い、31ラウンドのSHA-256に対する実際の衝突攻撃を初めて示しました。これによって、SHA-256の攻撃可能なラウンド数が約10年ぶりに更新されました。

受賞論文

  • 著者:

Yingxin Li (East China Normal University, 東京科学大学准客員若手研究員), Fukang Liu (東京科学大学助教), Gaoli Wang(East China Normal University, Professor), Xiaoyang Dong (Tsinghua University, Researcher), Siwei Sun (University of Chinese Academy of Sciences, Professor)

  • 論文タイトル:

The First Practical Collision for 31-Step SHA-256

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