情報通信系について
情報通信系では、携帯電話やインターネット等に代表される通信ネットワークにおいて、通信用集積回路技術から大規模ネットワークシステムに至るまでの広範な領域を学修します。情報通信システムの実現に不可欠なハード・ソフト両面での総合的な知識を修得しながら、信頼性や運用性等にまつわるシステム的センスも身に付けます。必修科目であるプログラミング・実験科目や、自ら研究を遂行する「学士特定課題研究」で理解力と応用力を研鑽し、情報通信工学分野の産業、学術、政策等において、専門知識に裏付けられた指導力を発揮して、国際的に活躍できる研究者・技術者を養成します。
我々が日々使っているスマートフォン、電子メール、Webなど人間のコミュニケーションに関わるシステムを支えるのが情報通信技術(ICT:Information and communications technology)です。情報通信系では、その基礎となる無線通信、ネットワーク、情報・暗号理論、VLSIなどから、画像・言語処理、人工知能、ヒューマンインタフェース、さらに人間の感覚・脳情報処理など幅広い分野の教育、研究を行なっています。それらを通して、人や地球に優しく、持続可能な情報通信社会の実現を目指しています。
系主任 一色 剛