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井上中順助教が第33回井上研究奨励賞受賞

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2016.12.16

篠田研究室の井上中順助教が、第33回井上研究奨励賞を受賞しました。

同賞は、公益財団法人井上科学振興財団が、理学、医学、薬学、工学、農学等の分野で過去3年の間に博士の学位を取得した37歳未満の研究者で、優れた博士論文を提出した若手研究者に対し井上研究奨励賞を贈呈します。毎年4~9月に全国の関係大学長に候補者の推薦を依頼して選考を行い、12月に40件を決定します。受賞者には賞状、メダル及び副賞50万円が贈呈されます。

受賞対象となった研究テーマ

「大規模映像資源のための高速・高性能なセマンティックインデクシング」

  • 井上中順助教のコメント

井上中順助教

井上中順助教

本博士論文では、映像の中から物体・動作・シーンといった人間にとって意味のある対象を検出する「セマンティックインデクシング」に取り組み、音と画像の情報を組合せたマルチモーダルなシステムを提案しました。評価実験では、本学のスーパーコンピュータTSUBAMEを活用することで、大規模な映像認識実験を実施し、提案のシステムの有用性を示しました。この度、名誉ある賞を頂き、大変光栄に思います。博士課程の指導教員である篠田浩一教授、研究室のメンバーをはじめ、研究を支えてくださった方々に、この場を借りて深く感謝申し上げます。

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