数理・計算科学系 News
君塚柾貴さん(数理・計算科学系 数理・計算科学コース 修士課程修了, 現日立製作所, 指導教員山下真准教授)が修士論文で日本オペレーションズ・リサーチ学会の学生論文賞を受賞しました。
修士論文は「一般化対角行列による緩和を用いた Pooling Problem に対する解法の構築」というタイトルであり、原油の輸送などの効率化を数理最適化モデルとして表現した Pooling Problem という問題を対象にしています。本論文では、一般化対角行列を用いることで、従来手法よりも短時間で解を得られることを示されています。また、輸送ネットワークの特徴を活用した計算手法により良好な解を得る手法も提案されています。
授賞式は、日本オペレーションズ・リサーチ学会の2018年秋季研究発表会
(2018年9月6日(木)~7日(金), 名古屋市立大学 桜山(川澄)キャンパス) で行われました。
受賞、おめでとうございます。
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2018年11月28日 氏名に誤りがあったため、以下の通り修正いたしました。
(誤):君塚征貴さん
【正】:君塚柾貴さん
ご本人様、ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。