情報通信系 News
2025年、中国浙江省杭州市で開催された国際会議 IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robots and Systems (IROS 2025) において、本学工学院 情報通信系の 李 勝 助教(Sheng Li) が Next-Generation-Star Award を受賞しました。
Next-Generation-Star Awardは、国際ロボティクス研究コミュニティにおいて将来の発展が期待される若手研究者に授与される名誉ある賞であり、研究の独創性、将来性、国際的なインパクトが評価基準となっています。
李助教は、ATR・京都大学・大阪大学が参画するERATOプロジェクトにおいて、対話型ヒューマノイドロボット Erica の音声エンジンの構築にポスドク研究者として従事してきました。これまで約10年にわたり、音声認識・音声翻訳技術やロボット音声インタフェースの高度化に取り組み、近年では最新の音声基盤モデル(foundation model)を活用した次世代ロボット対話システムの研究開発を推進しています。
これらの研究成果と長年の取り組みが総合的に評価され、今回の受賞につながりました。本学の研究者が国際的に権威あるIROSでこのような賞を受賞したことは大変喜ばしいことであり、今後のさらなる活躍が期待されます。

IROS 2025会場での記念写真